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秋桜 [日々]

母が亡くなった。
享年八十八歳。

朝、父親より電話があり、
実家へ駆けつけたときには息をひきとっていたようだ。

喪主は父だが足の調子が思わしくなく、すべての手配を妻と自分で行った。
しかし、なにしろ初めてのことなので段取りの勘所がわからずに苦心したが、
周りの方に支えられて初七日を迎えることができた。

以前、妻が母にプレゼントしたiPod shuffleに「あの曲を入れてくれ、この曲を入れてくれ」と
請われ、面倒くさがりながらも入れた曲の一つにさだまさしの秋桜があった。

母がどんな気持ちでこの曲を聞いていたのか知らないが、
今では自分にとって母の想い出の一つである。

寝込みもせず、亡くなる直前まで明日の準備をしていた母。

そしていろいろな家のことを妻へと口頭伝承してくれていた母。




ありがとう、お母さん。そして妻に感謝。
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時計の針が戻るとき [日々]

どーも歳のせいか(そうは思いたくないのだが。。。)涙もろい時がある。
感受性がつよいともいうらしいのだけど、感受性がつよい利点はさておき、デメリットはというと。

空気を読みすぎてしまう時がある、読むというか肌に痛いほど感じるのだ。
そうなると一言も発せず、ただ、ただ、臆病に佇んでいるように傍からは見えると思う。

読むというのは理解に近いと思うのだけど、理解する人間は行動できない。
凝視は人の内面資産を凍結してしまう。

人の眼に眺められると不動の塩の像になってしまうという挿話が旧約聖書にあるけれど、
あれは内省の視線の行方を的確に捉えていると思う。

開高健はこう言っている。
“あらゆる義務の感情のうちで、とりわけ誰に要請されたのでもなく、
自分が自分に課した義務の感情こそ抗い難く深く、そして捉えにくいものではあるまいか。”

T.S.エリオットの、

四月は一番残酷な月
死んだ大地からライラックを育て
記憶と欲望をまぜ合わせ
春の雨で鈍い根を掻き立てる

この詩がなんとなくわかるような気がした。








九紫火星 2016年の運勢 [日々]

九紫火星である。

毎年、懇意にしているクルマ屋さんが運勢カレンダーなるものを送ってくれ、
年の暮れの楽しみにしている。

そして今年の九紫火星の運勢はというと。

過信盲信で無暗に進むな、とある。

そして、今年はこれまでに準備をし、努力してきたことがあれば前進発展の運気に乗って花開き、
向上躍進できる年となる。但し、楽観は禁物であり、その努力や計画に過信妄想や思わぬ欠陥が
潜んでいると、はじめは運の勢いに乗り順調のように見えても、いずれは必ず不備が露呈しキミの
運命の安全神話は崩壊する、そうである。

決して無闇に盲信せず、備えあれば憂いなしを忘れるな。

結構手厳しい、よね。







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定石と感性 [日々]

ヒカルの碁っていうコミックがある。

平安時代の天才囲碁棋士が現代の小学生に取り憑いて、
やがてその少年が囲碁に目覚め、神の一手を目指すという物語。

この天才囲碁棋士の霊は江戸時代に本因坊秀策に取り憑いていて、
本因坊秀策の活躍はこの霊の仕業という設定になっている。

最初、霊に取り憑かれた少年は霊の言うがままに囲碁を打っていくが、
これが現代では(やや旧いと言われているが)定石となっている手。

その定石を少年は自分のものとして身につけ、
やがてその定石に自らのひらめきを加えて囲碁を打つようになる。

感性ってよく耳にする言葉があるじゃないですか?
これって、つまり、どういうことなの? って思ったのですよ。

もちろん言葉の定義としては知ってるけれど、
実際それってどうなの? というシーンに出くわすことが多いのだ。

感性を磨く、感性を身につける、感性なら負けない、感性がある、なんか違和感のある表現に思える。

なんか大事なことをウヤムヤにするために使っていませんか?

カンセイって。

なにかをやろうとした時、まず、知でどんなことができるか、そして知でできないことはなにか、
その時に初めて感性というものが役に立つのだと思うのです。

知とは定石のことであり、今風にいうとナレッジのことでもある。

感性を活かすためには、まず、知があることが必要なんだと、
そして、その知は自ら努力しなければ身につかないのだ。

「あれってな〜に?」「ああ、それはね。。。」

簡単に手に入るものは簡単に手からこぼれ落ちる。

指揮者の小澤征爾がこんなことを言ってました。

音楽にしろ、なんにしろ、本物に触れるほうが理解が深まる。
音楽であればレコードで聴く、DVDで観る、コンサートを聴きに行く、
この順番で本質に迫ることができ、理解することができる。

フランスの小説家、アンドレ・ジイドはこう言ってました。
"芸術性には悪魔との握手が必要である"

これは芸術のために文字通り悪魔と握手をするのではなく、
内省的な精神活動の中で一瞬の鳥の影にも怯え、合目的性を持って理論整然と必然の歯車を並べていき、
突然出会う無意識の瞬間を言ってるのだと思う。

つまり、合目的性を持って理論整然と必然の歯車を並べることが「知」の集積であり、
突然出会う無意識の瞬間こそが「感性」なのだと思う。


ヒカルの碁 全23巻完結セット (ジャンプ・コミックス)

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秘められた日記 (1953年) (現代フランス名作集)

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  • 出版社/メーカー: 人文書院
  • 発売日: 1953
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披露宴のフランス料理がイマイチなのはどうしてか、考えてみた。 [日々]

披露宴で出てくるフレンチである。

おなじみのあれです、伊勢海老のグラタンソース・アメリケーヌとか、
冷製コンソメなんちゃらのポワレや、シタビラメのムニエルなんちゃらゴンソースなど、
メニューに書かれた名前と目の前の皿に広げられた食い物とのギャップ。

毎度おなじみのなんとも微妙なあの食い物のことです。

もちろん料理を作ってるのはプロの料理人に違いなく、そして、
たぶん、自分が美味しいと思えるものをつくっている、
少なくとも、不味いと思うもの、しくじったものは出していないと信じる。

そしてプロとしてゆるされた予算の範囲でベストを尽くしていると思いたい。

じゃあ、なんで、あれなのか! 

暑いあつい夏に水風呂に入って涜書三昧をしていた時にふと気がついた。

それは誰が食うかわからないから味の狙いを広くとらざるをえないのではないか?

自分は好んでフレンチを食べに行ったりしないけれど、
それでも時々、鴨を撃っただの、ムートンの良いのが入ったから飲もうよとかで、
料理がフレンチだったりすることがあるのだけど、たいてい美味い。

もちろんそんな集まりだから、ホテルのフレンチでなく、
こじんまりとしたビストロに行くのだけど、ちゃんとそこのシェフの味がする。

と、ここまで書いて気がついた、披露宴のフレンチでシェフの味がするものを自分は食べたことがない。

自分の結婚披露宴の時、式を挙げる教会の関係からホテルオークラで披露宴をお願いしたのだけど、
事前に料理を食べに行った時はシェフの味がしていた。
けれど披露宴当日の料理はなんともぼやけた感じがしたのを覚えている。

老若男女、誰が食べるかわからないから、もっと言うと客の顔が見えないところで、
嫌われたくない、という前提で作るから
なんとなく曖昧な味になっちゃうのじゃないかと思った夏の雨の午前中でした。


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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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狙いを小さく、というのはこの映画を見ていて観ていて知ったレトリック。
アメリカンスナイパー。

湾岸戦争当時のシールズに所属する凄腕スナイパーのお話です。
面白いんだけど、結末に唖然、というのが事実と作り話の違うところかもしれない。

そういや知り合いの音楽家が云うてました。
「自分がやりたい好きなことをやると売れない、やりたいと思う、その一歩か半歩手前で塩梅をすると喜ばれる」って。

というわけで今朝はこれ。


フリー・ジャズ

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  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/07/24
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オーネット・コールマンは以前、ライブ・アンダー・ザ・スカイで生を聴いているのだ。
並びの席にジャズトランペットプレイヤーの日野皓正とかが座っていたのを覚えている。

そしてそして、ラサーン・ローランド・カークですよ。


ヒア・カムズ・ザ・ホイッスルマン

ヒア・カムズ・ザ・ホイッスルマン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/01/23
  • メディア: CD



残念なが彼の魂の叫びをナマで聴いたことはないけど、ニューヨークをウロウロしていた時に
ニューヨーク・フィルのリハ(公開していてだれでも自由に入れたのだ)をのんびり聞いたあと、
公園を散歩していたらテナーサックスとトロンボーンを同時にプロウしている人がいた。

熱いプレイなんだけど、とてもリラックスしていて良い演奏だったのを覚えています。








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真夏の夜の映画三昧 [日々]

年に一度は観る映画があって、それはたいてい真夏の深夜、一人で観ることが多い。

なぜ夏になると見たくなる映画があるのか? 
それは未だかつて謎、だけど、自分にとって面白く、そしてためになるからだと思っている。

13デイズ

アポロ13

JFK

アンタッチャブル

これらの映画、特に最初の3本は歴史から学ぶことは年号を覚えることでなく、教訓だ!と気づかせてくれた。
それにしてケビン・コスナーが好きなのか、自分。


13デイズ ~コレクターズ・エディション~ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)
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アポロ13 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
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JFK<ディレクターズ・カット/日本語吹替完声版> [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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アンタッチャブル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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機動戦士ガンダム I
機動戦士ガンダムII・哀戦士編
機動戦士ガンダムIII・めぐりあい宇宙編

このシリーズは深夜にもかかわらず、サラウンドで観ちゃう。
そして気が付くとかみさんが後ろに立っていて、「宇宙世紀ダブルオーシックスナイン、、、」とかのナレーションで悦に入っていると、「これ、波平の声じゃん」とか言われて雰囲気ぶち壊しになることも。。。

ガンダムを初めて観たのは高校生の頃、自分にとっては革命だった。
ハマり過ぎで高校の文化祭でホワイトベースをつくったりしたこともある。


機動戦士ガンダム I [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2012/05/24
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機動戦士ガンダムII 哀・戦士編  [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編  [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2012/05/24
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これらがここ20年くらいの定番なのだが、新たに加わったのが次の作品。

ロスト・イン・トランスレーション

ディナーラッシュ

ネイビーシールズ


ロスト・イン・トランスレーションは映像的にはスノップに過ぎるかな、とも、思うけど、なんたってスカーレット・ヨハンソン好きとしては外せない一本。

ディナーラッシュはシャレオツな映像とストーリーで音を出さずに映像だけ流していることも多い。

そしてネイビーシールズ、なんというか、こういう上司がいたらいいなっていう、勇気の一本。


ロスト・イン・トランスレーション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東北新社
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ディナーラッシュ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
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ムダがあるから面白くなるのだ。 [日々]

高校生の頃、ホームセンターはワンダーランドだった。

この頃の足はバイクだったので、それにまつわるものを買いにホームセンターへ行くのだけど、
時々、なんじゃこりぁ!という怪しげなものもあって思わず買ってしまうこともある。

曰く、これを入れたら燃費が20%アップ、たった一度で10万キロエンジンオイル無交換とか、
もうすぐ1リットル200円になるんじゃないかとささやかれていた時だから、
よく考えもせずに買っては入れ、プラシーボ効果で愉しんでいたのだ。

なんでこんな昔のことを思い出したのかというと、最近、ホームセンターや大型文具店、
家電量販店、コンビニなどへ行ってもちっとも面白く無いからなのだ。

なんででしょう?と考えると、POSデータの集積と分析で売れ筋しか置いてないからなんじゃないかと思った。
そりゃ仕方ないさ、限られた売り場、単位面積当たりの売上金額を上げることが大切だからね、商売なんだから。

仕事で、別に仕事でなくてもいいんだけど、なにかを人にお願いしてやってもらうとする。
この時きっちりと仕様を決めて寸分違わずやってくれというのと、アウトラインだけ決めてあとはお任せするのと、
どちらが面白くなるかというと、圧倒的に後者のケースが多い。

たぶんだけど、お任せすると勝手にやってくれる部分があって、その勝手な部分が面白いものになるのだ。

いま、ふらふらと歩いていて、店をふらっと覗いて楽しいのはそのほとんどが大資本の入っていない
(だろうと思われる)雑貨屋とか。見ていて面白いし、なんか買うということもあんまりないのだけど、
この間、思わずゴミ箱を買ってしまった。

ムダとか勝手ばかりじゃ塩梅が悪いだろうけど、ハンドルに遊びのないクルマは運転していて怖いのだ。







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カラマンダリン [日々]

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家に帰るとクール宅急便でダンボールが届いていた。
にゅぷという名の友達が奈良に住んでいるのだけど、そやつがなにかを送ってくれたらしい。

伝票の品名の所を見ると「カラ」と書いてある。

はて?なにかしら?

このにゅぷというのはとても優秀なやつで、物理学でPh.D.をとると、
ローレンスリバモア国立研究所というアメリカ合衆国エネルギー省の研究所で職を得て、
当時のなんちゃら計画のプロジェクトに関わり
(このあたりのことは守秘義務があり詳しくは訊けないし書けないのだけど)、
その後日本へ戻り、今度は京都の原研で働き、そしていまは奈良でクルマの修理工場をやっている人。

話はちょっとそれるのだけど、こんな感じの友人がもうひとりいて、
東大の文三(当時ね)から大蔵省(当時ね)へ入省、法律を作っていたのですが
「つまんない!」と辞めて、石焼焼き芋の屋台を引き、その後、スペインへ渡り地元で嫁さんをもらい、
痩せた土地を買ってワインを作っているのがいます。

その一方でおれはなんと平凡な人生なのかと、ほっと胸をなでおろしたりして。

で、ダンボールを開けてみるとみかんが入っていた。

正しくはカラマンダリンというものらしく、春のみかんとして栽培されているらしい。
みかんは大好きなのでもりもり食べた。美味い。

にゅぶは自動車修理の傍ら地元を走り回り、近所の農協(JA)でよく買物をするらしいのだけど、
このカラマンダリンもその一つだそうです。

あまりにも美味いのでおれにも食わせてくれようと送ってくれたらしい。

この二人の友人、おれも入れて三人に共通しているのは、人のいうことをきかない、というところ。

きかない、というか、人に指図されるのが大嫌い、いや、実はそんなことはないのだよ、
自分よりも優れた人の言うことであれば素直に聞くのだ。
ただ、そういう優れた人との出会いが少なかっただけ。

だから、サラリーマンていう職業には適性がないのだ。







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生活力点 [日々]

なんかここ二ヶ月ほど具合が良くなかったのだ。

どこがと言われるとちょっと困ってしまうのだけど、寝ても寝ても眠く、一日中シャッキリせず、
なんとなく頭のなかに霞がかかったような、みょうな頭痛もあって、どうにもこうにも体がだるく、、、、な、感じでした。

こういう時に便利というか、知らないほうが良かったというか、
webで検索してみると自分の症状のほとんどが鬱に該当している。

へぇぇぇぇ、おれって鬱になるんだ!っていうのが率直な感想ですが、ここしばらく、
とてもとてもやりたくないことを無理してやっていたのが発端だと思いました。

じゃあどうするか? ということなのですが、やりたくないからやりません、
という方法もあるのだけど、敢えてそこへ更に深く足を踏み入れてみました。

するとどうなったかというと、さらに症状は重く、深い闇の中にいるような
出口のない焦燥感でとても苦しかったのですが、ある日、突然、すっと体が軽くなり
妖精のようにひらひらと翔んでいきました、ということはなくて、急に全てが軽くなったのです。

あら不思議。これはいったいどうしたことでしょう。

周りの人が助けてくれたのです。

具体的になにを、というわけではないのですが、苦しみと心のなかで戦っている時に、
一言くれるんですね。あるいは、どうしたの?と訊いてくれるのです。

気持ちを言葉として吐くのがこんなに楽になるものとは知りませんでした。

そしていままで嫌だと思っていたことが、嫌でなくなりました。

「ヒトというのは精神の生き物である」と誰かが言ってましたけど、
まさに肌身を持って体験したというわけです。

その闇から出たと感じて数日後、夕食をしていると、いつもより愉しそうにワインを飲み、
食事をする妻の姿がありました。

(以心伝心)

なにも言わなかったけれど、彼女は感じていたんだとその時、気が付きました。

いつもより量を越したワインでそのまま寝てしまった妻に毛布をかけ、
食器を洗いながらニヤニヤしている自分の姿が不思議でした。


生活の中のどこに金をかけていくのか?という話をしていた時、
ある人からこんなことを教えてもらいました。

「自分と過ごす時間の永い順によい物にするんだよ」

ということで、自分の場合、まず家、寝るときのマット、椅子、机、眼鏡(コンタクトレンズ)、
靴、クルマ、オーディオ、散髪、、、てな順で、ささやな贅沢をしています。







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我が家における“紙”問題について [日々]

久方ぶりのご無沙汰でございます。
もう一ヶ月もほったらかしにしておりました。

というわけで紙です。

なにかというとティッシュ、お手洗い、プリンター用紙などなどの紙について、
ふと、思ったことがあったのでそれをネタに更新もしちまおうという魂胆。

買い物に行くついでにこれらの紙を買ってきてとついでを言われることもあり、
まあ、とにかく一番安いもの、を、買うというのが我が家の常でした。

会社だとこういう消費財は価格のもっとも安いやつを、さらにお買い得の時にまとめて買う、
なんてことをしていたりするわけなんですが、ある日、ふと、一番高いものを買ってみた。

するとどうなったか、つかってみて気持ちいいのだ。

ティッシュなんかはてきめんで使い心地がよい。
プリンターの紙なんかいままでのものに比べると紙はあくまで白く、
裏写りせず、なんとなく字も綺麗に見える。

精神的な満足度がとても良かったと、そういうことです。

なるべく安いものを買う、という思考が間違っていたかというと、
きっとそんなことはなくて、けれど、夫婦二人の家の中、一日ひと箱ティッシュを
使っちゃうわけでもなく、プリンター用紙だって使ったてせいぜい一ヶ月に100枚以下。

ということは、価格の差による全体の支出の圧縮という効果は出にくいのだ。

いきなり大上段から“問題”と振りかぶってみたものの、せいぜいがこんなちんまい事なのですが、
闇雲に一円でも安く、という思考にハマっていると、
それと引き換えにとんでもない損をするんじゃないかと、
そんなことを思ったお昼時ということです。







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